訳ありデリヘル嬢のちーちゃんの成長記

訳ありデリヘル嬢のちーちゃんの成長記

とてもショッキングな事

最近のこととなるが、私はついに本番行為をされてしまうという最悪な事態になってしまった…


デリヘルでは違法行為とされている行為、つまり性交そのものだ。
うちのデリヘルでは特に厳しく本番行為は禁止だと言われているし、そして本強がしつこい時点で店へ電話するという慣習がある。


私は違法行為をしてしまったことに、頭の中が真っ白となってしまい、抵抗するという選択肢を選ぶ事ができなかった。



そのパニック状態のまま、客と長い間会話をし、客がトイレに行った合間に店へ違法行為をしたことを電話で報告した。



ボーイさんが出たのだが、私が本番をしてしまったという報告に、ボーイさんからとりあえずお客さんと変わってと言われたので、客と電話を変わった。
そのボーイさんの対応に煮えたぎらない様子の店長がすぐに自分と変わるように告げ、その客とのちにバトルをすることとなった。


店長が店から私が仕事している部屋へ駆けつけ、私は部屋の外へ出てっていった。


私は自分のしてしまったことに対して、頭の中が罪悪感だらけとなり、ごめんなさいとずっと思ってた。



店長が部屋から出て、私と合流した。 


「普通なら認めてすぐに謝るんだけどな。でも、こいつ全然認めねえから、社会的に抹消してやるぜ」と店長は相当キレていた。



そこで事務所に戻り、店長と一緒に車で警察署へ向かった。


私と店長は別々になり、警察官からの聞き取りをされていた。


私はDNA鑑定をするために、口内の粘膜に綿棒を擦りつけられた。
次に客の体液がついた身体の部位も綿棒でとられた。


最初の時点では10万円の示談という提案だったが、店長が社長と連絡をとって相談した結果、最初の示談よりも3倍の金額の示談となった。




私は日が経つにつれ、この出来事がトラウマへと変化してしまっていた。



昼職のパン屋の仕事もままならない状態で、今日も何か空想に逃げないと普通を装えなかった。



そして、私はデリヘルの店長のことが好きになりかけてしまった。


個人的には、かなりの変わり者の店長のことを好きになるのは負けだと思ってて、私はそれを悟られたら店長がどう出るのかを恐れている。



そして、今週の土曜日に予約を入れたとのお客さんとの連絡を事前に聞いてるので、私はそのお客さんに普通に振舞えれるかは自信はない。





                  つづく